峨眉湖畔の東南側にある園区は、十二寮埤(湖)を中心としています。三方を山に囲まれており、谷間に湖が点在します。昔は、樟脳油が多く生産されていましたが、最近はアブラギリの花見に最適の場所となっています。ルートは7 通りありますので、30 分から150 分のコースの中から体力に合わせたコースを選んで、アブラギリのお花見をお楽しみください。
大窩文史生態区では白い雪のような桐の花を楽しめます。ここはホタルの保護育成にも成功しており、その名が広く知られています。豊かな動植物の生態が観察できる魅力的な歩道です。「雪のように舞う桐の花を観たい」という期待を裏切ることはありません。そのほか、周辺には有名な番婆地や観魚亭、古圳道、蝙蝠洞などの景観スポットがあります。
「三角山および雙峰山桐花歩道」にはアブラギリがまっすぐに聳えています。ここは日頃から住民たちに親しまれているハイキングコースです。特に桐の花が舞い落ち、地面が白いじゅうたんのように覆い尽くされる光景は見事な美しさです。この時期には大勢の行楽客が訪れ、詩や絵画のような風景を愛でます。
「挑紙古道」とも呼ばれています。全長は約1.27km で、苗栗の獅潭百寿村にあり、昔は村民が紙を苗栗県の頭屋郷まで運ぶための産業道路でした。途中には「糯米橋」や「伯公廟」があり、自然の景観が豊かで、古道の静けさを求め、散策に訪れるのに最適です。
蓬莱渓は苗栗県で最初の保護河川であり、魚類の保護育成に努めています。ここ数年、魚観賞やハイキングの人気コースとなっています。桐の花の季節に訪れると、桐の花が自然に舞い落ちる姿に驚くことでしょう。花びらが渓流の流れにそってゆっくりと流れて行く光景は絵に描いたような美しさです。そのあまりの美しさに酔いしれてしまうはずです。
「鳳凰山歩道」は鳳凰山農場の後方に位置し、行楽客の方が自由にハイキングできるよう、無料で開放されています。歩道には木桟橋、模様付きカラータイルを敷き詰めた歩道、赤レンガ歩道、枕木歩道、景石を花模様に組み合わせた歩道などがあります。また、沿道には低木や灌木など約200種の原生植物が植えられています。ここでは雪のような桐の花景色を眺めながら森林浴を満喫できます。鳳凰山農場を訪れると登山の楽しみも味わえます。
東勢林場は台湾でも著名な山林育成場です。木々や草花が百花繚乱し、優美な景色を作り出しています。毎年五月になると、山一面に幻想的な桐の花畑が出現します。鬱蒼とした緑の林道を歩いてくと、鳥のさえずりも聞こえ、遠くには白い雪のような桐の花が眺められます。美しい風景が広がる林場です。
「生態桐花相思歩道」は魚池郷における桐の花観賞スポットです。歩道は気軽に歩くことができ、大自然を満喫できます。平坦な木桟道は散歩に適しており、お年寄りから子供までがアブラギリの白い花を眺めに訪れます。訪れた行楽客は誰もが幸せな気分になると言われています。
福田社区は全域が路地裏のような場所に位置しています。くねくねと曲がった小道の先にあり、伝統家屋が並んでいます。その中に「桐の花の楽園」がひっそりと隠れています。ここには地域住民によって設けられた「幸福園区」があり、「雪の小道」を歩くことができます。さらに、「桐の花の雨」と「桐の花のじゅうたん」が体験できます。さらに、桐の花観賞エリアには二株のアブラギリが寄り添って立っています。これは「夫妻桐」と呼ばれ、幸せを象徴するスポットになっています。
雲林県の桐の花の開花時期は比較的早めです。中でも全長約5キロの「荷苞山登山歩道」が広く知られています。見上げると、山一面に咲く花景色が目に入ってきます。さらに、古道を歩いていくと、三階建ての高さを誇るアブラギリも観られます。新しく植えられた桐の花は近距離で観察でき、雪のように舞い散る美しい光景を愛でることができます。