台湾北部で長らく桐の花観賞スポットとして人気なのが「承天禅寺」です。ここは新北市土城区の承天路上にあります。近くの歩道には一面にアブラギリが植えられており、緑が鬱蒼としています。週末になると大勢の行楽客がハイキングに訪れます。特にアブラギリの開花時期には白い雪のような花と遠くに見える霧がかかった山並みが幻想的な美しさを作り出しています。その風景には思わず酔いしれてしまうはずです。
客家文化館は龍潭区に位置します。桃園市南側の6つの市町村の住民はほとんどが客家系です。客家文化を完全な形で保存するため、他とは異なる個性的なデザインの客家文化館が建てられました。ここでは客家音楽と客家文学を二大テーマとしており、参観者は客家人の風俗や気質などを深く理解することができます。客家精神の源流が脈々と流れているスポットです。
苗栗県の南庄と新竹県の峨眉との間にある獅山古道へは、苗栗南庄の獅頭山登山口のゲートから入ります。比較的早く開かれた古道で、石が敷かれた年月を感じさせる遊歩道を進んで行くと、沿路には地形に合わせて建てられた多くの寺廟が見られ、景色だけではなく、土地の歴史や自然とも対話ができる遊歩道です。
苗栗県三義郷を訪れると、木の良い香りに包まれることでしょう。木彫業で知られた三義でぜひ訪れたいのが、国内外の木彫芸術の作品を展示した博物館です。まるで生きているかのように見える神像など、木彫芸術の美を体感できます。
苗栗銅鑼科学園区内に位置する「客家文化園区」。ここは現代的なデザインの建築で、一般の方々が通常の客家のテーマ公園に抱く印象とは大きくかけ離れています。アクティブな手法で台湾における客家移民のストーリーを記録しています。特別展示エリアでは客家の魅力をさまざまなテーマで紹介しており、ディープな客家文化に触れることができます。
東勢では旧駅舎が「東勢客家文化園区」へとリニューアルされています。素朴な外観の建物では東勢の人たちの歴史を伝えています。入口にはアブラギリがたくさん植えられ、五月中旬にはお花見を楽しめます。また、ここは東豊鉄馬道(サイクリング道路)の終点でもあり、大人から子供まで家族でサイクリングに興じている姿をよく見かけます。客家風情を体験できるスポットです。
ここは芸術的雰囲気が濃厚なスポットです。各種作品を観賞しながら一面に広がる花景色の下で記念撮影を楽しみましょう。牛耳渡假村にはさまざまな楽しみ方があります。特に詩情溢れるアブラギリ林では「春の雪」に魅了されること間違いありません。存分にお花見を楽しめます。
鳳林鎮の客家人のほとんどは新竹や苗栗地区から来た人々です。以前、生計を立てるために山を越えて後山にやって来た客家人は、後山で大きな発展を遂げただけではなく、客家の貴重な伝統文化を多く保ってきました。高第公司は客家文化を伝え、発揚するために敬字亭から発想した書香伝家紙鎮(文鎮)をデザインしました。これを通じて人々に文化を重視することへの注意を喚起すると共に学問を愛する客家の精神を伝えます。販売商品:桐花琉璃盤(皿)、碗、書香伝家紙鎮(文鎮)。